上下シャッターと横引きシャッターはこんなに違う!
中間に柱を立てずに、1枚のシャッターで50m以上でも可能!
従来の上下式シャッターでは、1枚のシャッター幅が通常7~8mと決まっているため、その幅を超える場所に設置しようとすると、柱を立てて数枚のシャッターをつながなければいけませんでした。
しかし横引きシャッターなら、1枚で50m以上の長さにも対応できます。また、上下式シャッターのようにしゃがみ込んで引き上げたり、力一杯引き降ろしたり、柱をその都度出したり仕舞ったりする面倒もありません。横に軽く引くだけで動かせるので、開閉の度に重労働をする必要がありません。
また、上下式シャッターでは、途中に何本もの柱を立ててシャッターをつなぐことで、見た目のファッション性が損なわれることが懸念されますが、横引きシャッターなら1枚で対応できるため、見た目にも美しさを追求することが可能となります。
有効スペースを、目一杯利用できます!
上下式シャッターを使った経験がある方なら、シャッターの収納BOXスペースが上部に必要だということが分かると思います。半地下の駐車場や、収納BOXのスペースが確保できないような天井の低い場所でも、横引きシャッターなら設置可能です。上部に10cm程度の吊り下げ用ガイドレールのスペースだけで、あとは目一杯開口面を有効に利用できます。また上部ガイドレールを天井に埋め込むことができる場合は、より開口スペースを広く使うことも可能になり、建物の美観を追求できます。
下部レールに関しても、レール無しのタイプのほかに「反転式二重レール」「跳ね上げ式レール」「自動開閉式フタ付きレール」などがありますので、床面をフラットに保つことができ、バリアフリーにも対応します。車いすやベビーカーでの通行の妨げや、女性のハイヒールが引っかかったり、子供がつまづく危険性にも配慮された安心設計です。
広い間口もラクに開閉できるよう、開発段階から考えています。高齢化社会にも対応できるシャッター。
毎朝、毎晩、シャッターを開け締めするのは結構重労働です。朝は一枚ずつシャッターを開けてから、柱を退かす。反対に、夜は柱を差し込んで、一枚ずつシャッターを下げる。雨戸の場合は、毎朝一枚ずつ戸袋に流し込み、夜になればまた一枚ずつ送り出す。
日本全体の高齢化社会に伴い、毎日のシャッターや雨戸の開け閉めに苦労している方が増えています。解決策として電動化を考えても、上下式シャッターの場合は柱が固定になってしまい取り外せません。特に間口の広い場所では、帯に短し襷に長し…といった悩み。
そこで横引きシャッターならば、広い間口にも一枚で対応でき、電動はもちろん、手動タイプでも軽く、女性やお年寄りでもラクラク片手で開閉できます。
長年、防犯に特化したシャッターを開発してきた横引シャッターだからできる技術です。
何と、曲線スペースにもシャッターが設置できる!
湾曲している場所にも、ジグザグの場所にも自由自在に美しく。
横引きシャッターなら、角地の二面やジグザクな場所の間仕切りも一枚のシャッターで設置可能です。例えば、ビルの外壁が美しい曲線を描いているのに、直線の上下式シャッターを組み合わせ、間仕切り・防犯をしたのでは美観が台無しです。
また、いくつもの店舗が入っているファッションモールや百貨店などの時間差店舗の場合にも、従来の様に商品棚にネットをかけただけの簡易防犯では、フロア全体の雰囲気を壊してしまいます。横引きシャッターなら、閉店する店舗だけを目隠ししたり、ディスプレイをそのまま見せながら曲線的にも防犯することが可能です。
曲線にも設置できる横引きシャッターの特長は、一方向の曲線だけでなくS字でも可能なため、スネイクシャッターと言われます。このS字は、日本で最初に当社が開発した技術です。
水平にも垂直にも開閉することができるから、
自宅に露天風呂を造ることも可能に!
上下式シャッターを横に倒して開閉すると、水平引きシャッターになります。そのまま弧を描きながら垂直に降ろせば、水平垂直引きシャッターです。特殊シャッターを開発している専門メーカーだからこそできる技術です。
設置されている場所は、地下への階段の出入り口や吹き抜けの天井。或は大掛かりな工場で、1階から2階への開閉口が必要な場所等。従来の上下式シャッターでは、とても考えが及ばなかった場所にも設置が可能になりました。例えば床と同じ素材をシャッターに使用すれば、閉まっている時に気付かれることがなく、隠し階段などにも利用いただけます。また、屋外にも安心な雨防タイプのシャッターを選ぶことができます。
これらの技術を応用すれば、自宅に開閉式露天風呂を設置することも夢ではありません。